Be39(ビーサンキュー)とは、
「BE,Thak you」=「在ることに感謝」という意味です。
私達は,
「幼少期の家族からの性的虐待」の経験者として、
その後遺症と闘いながら、
強く生き抜いてきたサバイバー(生還者)の方の為の団体として発足しました。
家族・近親者間で起きたために、
誰にも言えず、たったひとりで抱え続け、「心を殺し」、
いままでどうにか生き延びてきた私達サバイバー(生還者)が、
「在ることに、感謝したい。」という想いで名付けました。
当初は「家庭内の性的虐待被害者のカウンセリング」と限定して活動していましたが、
「被害者」「加害者」という言葉に、違和感を感じるようになりました。
加害者はその幼いころに被害者であったことが多いこと。
かといって、
被害者が必ず加害者に成長するかといえば、そうではないこと。
なかなか事実を認めたくない私の母親は、
かつて幼い頃、被害者であったこと。
そしてその事実を「大したことではない」として
生きてくるしかなかったと語る母親。
様々なケースを目の当たりにし、
「被害者」「加害者」のひとことで片付けられないのではないか、
という想いに至りました。
いま、多くの学びと成長を経て、
「わたしたちは、すべてです。」という言葉を掲げて、再出発をします。
2018年2月5日
Be39 主催 mano