Be39が考える、性的虐待とは、
家庭内における、性行為による虐待にとどまりません。
こども(0~15歳)が今あるいは、成長したときに、不快に感じる
「家族がこどもを性的対象として扱うこと」ことを、
家庭内性的虐待と呼びます。
「性的な画像や動画、性的行動(性生活)を故意に見せる」
「性器を故意に見せる」
「性器を触らせる」
「性的な言葉を聞かせる・言わせる」
「体を見る」(性的対象として)
「体を触る」(性的対象として)
「こどもの全世界が家庭である時期に、絶対的な安心感が必要なこどもを、その安心感を与えるべき家族が、こどもを性的対象として扱うこと=人間としての尊厳を傷つけること」が、
私達の考える、「家庭内性的虐待」です。
「人間としての尊厳を傷つけられ」
「絶対的な安心感」を奪われたこどもは、
その場ですぐに抵抗できなかった経験を持つことが多いです。
すぐに自らの力で抵抗できた、ほかの人間が助けてくれた、
そのような経験を持ったこどもはまだ救いがありますが、
「何もできなかった自分を責める」=「存在してはいけない=存在価値観を失う」という
考えが、潜在意識に沁み込んでしまうことがあります。
それはまさに「沁み込んで」いるので、
本人も記憶を追いやり、表面は幸せに生きる場合もあるので、
ふとした体調の不良などで
体から記憶を呼び覚ますことがあります。
酷い場合は、その根本原因に気づかないゆえに、
その楔を抜くこともできず、うつ状態になり、
自らの命を絶つ人もいます。
どうか、
「そんなちいさなことで」
「気のせいじゃないか」
「思いすごしだ」
「いつまでも過去を引きずるなんて」
「大したことじゃない」
などと、
けして思わないでください。
「幼いうちに、人間としての尊厳を傷つけられ、存在価値観を失うこと」は、
「大したこと」なんです。
私達は、日本社会に数少ないであろう、
「家庭内性的虐待問題」に特化したグループです。
加害者になっているかもしれない、
被害者になっているかもしれない、
傍観者になっているかもしれない、
おひとりおひとり、
ご自分や周りの人に、
私達「Be39」の言葉を、
伝えて下さい。
女性の三人に一人は、幼少期に性的虐待を受けています。
(※公的データより)